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先輩のお仕事ストーリー

言葉と風土の違いを
乗り越えて
人と人の繋がりを作り、広げ、
活かしたい。

言葉と風土の違いを
乗り越えて
人と人の繋がりを作り、
広げ、活かしたい。

海外グループ統括責任者 高井
海外事業部

自ら積極的にチャンスをつかみ、
台湾へ!

私が当社に入社したのは2008年。前職も飲食業界にいたので、当時から勢いのあった当社については、同業の中でも話題に上がることがよくありました。同業者の一人が言っていた「儲かっているはずなのに、派手さがなくて真面目なんだよ」という評判の印象が残っていました。いろいろあって転職を考えた時に真っ先に当社のことが頭に浮かびました。

当社はとにかく自由な社風です。例えば、研修や行事への参加は強制されません。行事はともかく研修さえも「出たい人は出たらいい」というスタンス。私は早くお給料を上げて役職にも付きたかったので役職者にアピールするため積極的に参加していましたが、プライベート優先という方もマイペースで働ける。そんな自主性を重んじる風土なんです。

なんと初の海外店舗の店長さえも挙手で決まりましたからね。経営計画発表会の懇親会で、会長が何の前触れもなく「台湾に行きたい人~?」って訊いたんです。ちょうど仕事にも慣れてきて刺激が足りないと思っていた時期だったので、考える間もなく手を挙げました。その場に店長が80人くらいいたんですが、自分が一番早かったと思います(笑)そこからのスピード感はすごかったです。3週間後には台湾に飛んで、オープンを1か月後に控えた新店にいました。

自ら積極的にチャンスをつかみ、台湾へ!

日本でも台湾でも
人間同士なのは変わらない。

スタッフは全員現地採用のため、日本人は自分一人。台湾には言葉も何も勉強しないまま飛び込んだため、通訳を通してスタッフへの指示出しをしていました。でも、人を介すと微妙なニュアンスや想いがなかなか伝わらず歯がゆさを感じることもしばしば。スタッフとコミュニケーションを取るため、台湾中国語を一から必死に勉強しました。

文化の違いにも苦労しました。台湾は日本からの旅行先として人気で、優しい国民性というイメージがありましたが、それは日本人が「お客さん」だから。一緒に仕事をするとなると、要求も厳しいしお金にとてもシビア。日本の店舗マネジメントとはガラッと方向性を変える必要があり、自分なりの最適解を見つけるために試行錯誤を繰り返しました。

でも、言葉の勉強も文化の勉強も、未知の経験にワクワクしながら取り組んでいたから、トラブルの連続でも常に楽しんでいました。「やらされている」という感覚でやるよりその方が絶対に得るものがあります。結局今思うのは、熱意と、真面目に取り組む姿勢を見せれば、言葉や文化の壁を超えて通じるものは絶対にあるということです。

日本でも台湾でも人間同士なのは変わらない。

台湾でできた
新しいネットワークを
活かしていきたい。

台湾ではプライベートでも新しい出会いがいろいろありました。日本の企業から台湾に駐在している方も多く、業種もさまざま。日本人だけではなく、台湾人や他の外国籍の方との人脈も増えました。気軽に話せる友人として国籍も、業種も関係なくゴルフを楽しんだりしたりしています。そうそう、この前は酒の卸売業をしている方と組んで、世界の山ちゃん台湾南京店でワインの飲み比べをする会を開きました。手羽先とワインのマリアージュを楽しんでいただきました(笑)せっかくのご縁なので、これからもこういった企画はしていきたいなと思っています。日本の店舗で働いていた時も、私も含め各店長が「究極の個人店」を理想像とし、「自分がグループオーナーだったらどうするか」を常に考えていたので、こうした動きも自然とできています。台湾では特に日本にいた時のように、すぐ側に相談できる上司もいないので、ある程度の判断は自分でしなくてはなりません。管理されるのが少し苦手な私にとって、裁量を持てる今の環境は最高です。

自ら積極的にチャンスをつかみ、台湾へ!

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